畳事業の記事
新畳の畳入替
早くも沖縄は梅雨入りし、熱海も湿気を感じるようになってきました。
こんな時期の現場作業は暑さに体力を奪われ、滝のように汗が流れます。笑
まだ、暑かったり寒かったりするので・・・体温調節と服装が難しいですね。
畳の搬入は作業する階まで持っていき、そこからお部屋まで運びます。
階段で運ぶこともあるのでエレベーター使用ができる時は、とてもありがたいです。
時間短縮、最高です!!
あとは運んだ畳を所定の場所に敷きこんで作業は終了です。
これから暑い時期に変わっていきますので、水分補給をこまめにして
熱中症など体調には十分お気をつけ下さい。
工場での畳製作風景
今回は施工現場から作業写真の提出を求められましたので
作業している写真を撮らせて頂きました。
畳は一般的なヘリの付いた畳の表替えです。
最初に古い畳のヘリと畳表を剥がします。
畳の床だけの状態にしてから、新しい畳表をつけます。
畳は1枚ずつ大きさが違うので畳の大きさに合わせてつくります。
両端を縫い終わったら、横の余分な畳を寸法に合わせてカットしていき表の張替えは完成です。
次はカットした部分にヘリを取り付けていきます。
付けたヘリの角を四角くなるように折って留めていきます。
角を折ってとめたら、側面のヘリが動かないように縫っていきます。
両サイドを縫い終われば畳1枚の完成です!!
普段は作業に集中しているので、なかなか珍しい写真と作業工程でした。
旅館の全改装 畳替え
毎年恒例の旅館さんの畳替え。
例年は年末に大改装として沢山の職人さんにお手伝いしてもらい
1週間程の集中工事で対応していました。
コロナ禍の影響で旅館、ホテルさんが休業せざる終えなくなった時期から
休業中に少しづつ工事を進める戦法に変わってきました。
こちらの旅館さんのお部屋は隠し畳が多いので・・笑
戸を開けると浴衣やタオルが入っている棚があり小さめの畳が納まっています。
押入れが浮いていて下の部分に物が置けるスペースがあるのですが
ここにも小さな畳が納まっています。
お泊りになる方は荷物を置ける良いスペースかもしれません。
入口のすぐ横にも小さな物置スペースがあり、そこの下も花台くらいの畳が納まっています。
実は意外と小さければ小さいほど、作るのに時間がかかるんです。
ここは何に使うスペースなのか想像がつきません。笑
あとはしっかりと綺麗にお掃除をして撤収です。
一般のお客様も大歓迎です!!
御見積もり、下見は無料で行っていますのでお気軽にご相談ください。
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ランハート株式会社
TEL:0557-81-3144
FAX:0557-81-6814
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水漏れの現場
雨漏り以外でも水漏れなどで畳が濡れてしまうことがあります。
そんな時は一度畳を上げて乾かしてみるのも1つの方法です。
水に濡れた畳は恐ろしく重く・・・
一人で運ぶ事は考えない方が良さそうです。笑
藁床の場合は経っている年数にもよりますが
腐っていたり、やせ過ぎてしまっていたり、凹凸が目立つようであれば新しい畳に変え時ですね。
あげてしまった畳は元の場所と同じ場所に収めてあげないと、はまらないのでご注意を!
お部屋の雰囲気が変わる内装
今回はTHE和室のお部屋からモダンな感じに変わったお部屋です。
お客様のご希望で珍しい青の表と青の縁の組み合わせでした。
敷きこむと・・・
こんな感じの青ベースの畳になりました。
合わせて襖も柄変更をしましたので
落ち着いたシックなお部屋になりました。
一般のお仕事ですが、ホテルのような一室が出来上がりました!!
畳上げ
畳の作業をする時はだいたい現場から工場に畳をお持ち帰りしてきます。
枚数にもよりますが、早ければ朝あげて夕方に収めることができます。
雨が降っていてもワゴンで行けば濡れません。
お仕事がいっぱいあるときは、畳を間違えることのないように場所を決めて置いていきます。
実は畳の大きさは一枚ずつ違うので、入替たりができないんです。
朝一の畳上げは目が覚める作業ですね。笑
畳の大量製作
シーズンによってですが、畳の仕事が沢山入ってくる時期があります。
主に年末が繁忙期で、この時期は頑張り時です!!
作った畳が大量に積みあがります。
忙しい時はなかなかブログも更新できないので・・・・
「忙しかったです!!」という事後報告になります。笑
横にも畳を置けるスペースをつくって、まだまだ積み上げします。
途中は無心で作業する期間ですね。
作業が終わった瞬間は、もの凄い達成感で満たされます!!
それが、なんか嬉しいです。笑
完成した製品をお部屋に敷き込みして全ての作業は完了します。
終わってほっとする瞬間です。
共同作業
畳の仕事の納期が短期集中の時は他の職人さんに手伝ってもらうことがあります。
熱海の畳屋さんにお手伝いしてもらうこともありますが、今回は材料を頼んでいる
「杉本商店」さんとの共同作業です。
あげた畳を張り替えたものを裏口から搬入です。
お部屋によって中から入れたり、外から入れたりします。
共同で作業すると人数が多いのであっという間に敷き込みが完了します。
早くて本当にビックリします。
全員で細かい調節をして作業は完了です。
いつもご協力ありがとうございます。
あっという間に綺麗なお部屋の完成です!!
部分入替えすると
ごく稀に畳の部分入替を希望されるお客様がいらっしゃいます。
汚れや傷で一部分だけ取り替えることが多いですが、どんな風になるのか気になりますよね。
一般的に張り替える畳は、い草です。
生きている草なので、初めは青々した草の状態ですが日数が経つと焼けていきます。
張替えをすると焼けたい草と青々としたい草の色が2色になってしまうので、このように色の違いが出てしまいます。
改めてみると、結構色が違いますね。笑
入れ替えてすぐは全く色が違いますが、日が経っていくと青い畳も焼けていきます。
日当たりが良い場所ですと早く焼けます。
床はしっかりしているので、一部分の汚れやキズなどは部分入替で対応することができます。
色の違いは焼けるまで我慢ですね。
施工したお客様によくお伝えするのですが
カーテンやブラインドなどが、まだ設置されていない状態のお部屋で日当たりが良く、尚且つ荷物などを置いてしまうと
2~3日程度で綺麗に荷物の形に焼けてしまうので注意です。
それから、汚れた畳を目立たない場所と入れ替えてくれと言われることもありますが
畳は1枚ずつ大きさが違うので、入れ替えることはできないです。
これは皆さん意外と知らない事実でみたいですね。笑
珍しい変形畳
今回は変わった畳をご紹介します。
とある旅館にある畳なのですが、掘りごたつが収納されています。
ダイヤ型に見えるのはお互いがくの字に曲がって組み合わさっているからです。
片方だとこんな感じです。縁のつけ方もちょっと特殊です。
近くで見ると凄い細かい作業で作られているのですが、写真だと伝わらないですね。笑
これを作るのは時間と技術が必要だなと思います。
たまに、小さい畳を製作することがあるのですが、工作レベルで細かくて器用じゃないと難しそうだなと思って見ています。
完成したものはこんな感じです。中の四角い畳もバッチリはまっていますね!!
掘りごたつとして活躍することはあまりないようですので、普段はテーブルとイスがのせられております。
お洒落な畳に見えております。笑
一般のお客様でも掘りごたつを作っているお客様は結構いらっしゃいますが
ここのところの畳替えでは、掘りごたつを閉じてしまう方が多いように思います。
少し残念な気がしますが、長年使用していると色々とあるのかも知れませんね。笑
水漏れによるカビ
今回は水漏れによって発生したカビさんです。
*衝撃的ですので、苦手な方はご遠慮ください。
上からの水漏れで汚れてしまったのですが、ブルーシートを剥いだら凄い事になってました。
雨漏りや梅雨時期には十分注意したいですね。
カビが発生したら、早めにふき取っておくことが大切です。
GW休みのお知らせ
ゴールデンウィーク休業期間をお知らせ致します。
令和4年4月29日(金) ~ 令和4年5月5日(木)
上記期間でも電話対応はしております。
ご了承の程よろしくお願い致します。
縁のある畳からヘリなし畳へ
畳は縁のついた畳が一般的ですが
最近は今の家にあうモダンなヘリなし畳も多くなってきています。
こちらが無地の縁がついた縁付きの畳です。
縁のある畳も縁の柄などが選べるので、雰囲気を変えることができますが
今回は縁のある畳から、ヘリなしの畳へ変更してガラッと雰囲気を変えました!!
一般のご家庭で、畳の下に隠し扉があり収納が隠されている畳のお部屋でした。
掘りごたつがあり、そこを埋めるお客様はいましたが収納は初めてでした。
隠し扉はボタンで開閉できるので、いつでも開けることが出来きますね♪
Before
After
同じお部屋なのに全然雰囲気が変わりますね!!
ヘリなしは今の家の建築にはピッタリな畳です。
昔ながらの縁付きの畳もあじがあって好きです。笑
どちらもお家の雰囲気に合わせて選ぶ事ができるので、畳替えをお考えの方はご連絡ください。
お見積もり、下見は無料で行っております。
ご興味のある方は是非!!!!
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ランハート株式会社
TEL: 0557(81)3144
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L字畳の縁つけ
畳は全て真四角かというと、そうでもないです。
小さい畳や角や柱に合わせた変形の畳も存在します。
今回はL字の畳です。
L字に曲がっているので、機械で縫うのは難しいです。
ですので、表のカマチと呼ばれる部分と短いヘリの部分は手で縫います。
小さい畳も同じく手で縫います。
手で縫うときはいつもより時間がかかるので、少し手間ではありますが
変形の畳ほど手縫いで作業するので、見ているのが楽しいです。
柱にくい込んだ畳
一般のお客様の畳替えで珍しい畳を発見。
下見の時にどうなっているのだろうと、不思議なくい込みだなと思いました。
前の職人さんは柱の部分をカットして表をまきつけてたのでしょうかね。
新しい畳ではカットした部分に縁を付けて見栄えをよくしてみました。
これは難しい作業で職人さんもどうするか凄く悩んでました。笑
2022年 始まりました
明けましておめでとうございます!! と遅いご挨拶ですみません。
2021年の年末から2022年の年始も忙しくさせて頂いております。
そして、年始のお仕事の最中に熱海でも雪が降るという気候で寒さに負けそうでした。笑
工場は燃えやすいものが沢山あるので、基本的には火気厳禁。。。
今回の雪は熱海の町中も降る異常事態でした。
工場はちょっとしたお山にあって、畳が焼けてしまうのを避けるため日陰が多いです。
なので、凄く寒い。外で作業している業種よりは寒くないですが・・・
こんなに町中が真っ白になるのは何年ぶりかなと思いました。
さすがに帰宅困難者になるのは避けたいので、早めに撤退させて頂きました。
めったにない雪の日仕事でした。
まだまだ寒い日、コロナが続いておりますので皆様体調や交通にお気をつけ下さい。
工場見学
今回は学生さんが工場見学にいらっしゃいました。
始めは職人さんの畳つくり見学からスタートです。
機械で畳に表をつける作業を見て頂きました。
基本的には機械で縫うことが多いのですが、めったに見れない手で縫う作業も見て頂きました。
職人さんが作業をしながら、社長が説明をしていきます。
みなさん興味深く聞いてくださいました。
その後は小さい畳をつくる体験をしていただきました。
好きな柄の縁を選んでもらい実際畳を作る工具を使って作業しました。
凄く楽しんでくださって、自分で作った小畳も喜んで持ち帰ってもらえました。
満足して頂けたようで良かったです!!
めったにない工場見学の様子でした。
ピッタリ綺麗な角
畳はお部屋によって大きさや敷き方が異なっています。
今回は新畳です。
寸法を測って新しい畳を作ったので、向きが違う畳と合わさる部分を揃えて綺麗にまとめてくれました!!
4つの角がピッタリ合わさって完璧な十字になっております。
表替ですと、既に入っている畳の表を張り替えるだけなので、既にズレてしまっている場合が多く難しいですが・・
新畳のように床から作っていく作業で、寸法を測る時に角同士が合わさるように変更しないと出来ない技術です!!
ピッタリ入って綺麗な角が出来上がると気持ちがいいですね。
新畳の作製
床から新しく作る畳を「新畳」と呼んでいます。
畳の大きさは一枚一枚違うので、それぞれのサイズにカットしていきます。
そうすると、切れ端が沢山でてしまいゴミ袋に捨てるとかさばって入りきらない。。。
ということで、積み上げてみました。
レゴかなと思うくらい綺麗に積み上げてくれています。笑
次のゴミ処分でトラックに乗せて捨てにいきます!!
ゴミと新畳がいっぱいで工場がどんどん狭くなっていきます・・・
このいっぱいの畳がなくなってスッキリするとなんだか嬉しくなります。笑
最終的には綺麗にお部屋に収まるので、凄いなと関心するばかりです。
新しい作業を覚える
新しい畳を作る作業をすることになったので・・・
色々と覚える作業の開始です!!
最近は工場での作業時間が増えているなぁと思う今日この頃。笑
畳の作製は機械を使用します。
寸法を測って新しい畳を作る時は床も新しくなるので
測った通りにいらないところを切り落とす作業から始ります。
なので、普段の表替えとは違い切る用の刃をつけます。
角度の微調整が大変でした。
刃を取り付けて前から見るとこんな感じです。
表を張った畳に縁を付けながら床を切るのは凄く神経使います。
少し高さが必要な時は縫う時に足していくので同時作業が3つになります。
初心者は、てんやわんやしました。笑
職人さんに教えて頂きながら、なんとか初めての新畳作製ができました。
初めてにしては、綺麗に作製できたので満足です。
製品ではないのですが、褒められて嬉しかったです!!
まだまだですが、お客さんに喜んでもらえる畳を作れるよう頑張ります。