畳事業の記事
久しぶりに畳組合のお仕事です
ランハート株式会社は
熱海商工業畳組合 通称「畳組合」に加入しています。
熱海市内のいくつかの畳屋さんが加入しています。
今回は久しぶりに組合のお仕事をさせていただきました!!
畳を敷きこむと埃がまってしまうので、
窓をあけて換気をします。
写真を撮るとオーブのように写りますね。笑
組合のお仕事では、敷き込みをする前の写真と
全部の敷き込みが終わった後の施工後の写真を撮ります。
施工が無事に終わったことを組合に報告して完了です!!
お疲れ様でした。
畳替え前後の違い
畳を変える前と変えた後の色の違いや香りは
施工したお家に住んでる方しか体験できません!!
流石に香りをお届けすることはできませんが。笑
畳の色の違いはお見せできます。
これは長年使った畳の写真です。
ヘリは擦れなどもなくいい状態で、綺麗にお使いになっていた証拠ですね。
畳の表は色が薄い茶色になってきています。
上の写真の畳を新しくするとこうなります。
少し光って見にくいですが、表の色は緑色になっています。
ヘリも前の写真と同じ色なのですが
表の色が変わったので濃色に感じますね。
写真で見ると色の違いがハッキリわかりますね!
施工したお家のお客様が
気持ちよく過ごせる空間になればいいなと思います。
見積り無料で行っていますので、
年末年始に向けて、ご自宅の畳・襖・障子などが気になる方
いつでもお電話ください!!
TEL:0557-81-3144
FAX:0557-81-6814
ホームページからもご利用になれます!
畳の上げと敷き込み
施工する畳を替えるときは「畳上げ」といって
畳を回収することをいいます。
このお部屋の畳を上げると・・・
こんな感じになっています。
床と畳の凹みを直すのにゴザを入れ込んで厚みをだして
高さを合わせるので、いっぱいゴザが入っています!
これを畳上げが終わった後に掃除します。
そして、綺麗になった床に新しい畳を敷いていきます。
これが「敷き込み」です。
その後、また切ったゴザを入れ込んでムラを直していきます。
色が全然違いますね。畳が綺麗になりました!!
懐かしいキャラクター
私が小学生の時に流行っていた
「たれぱんだ」というキャラクターをみなさんご存知ですか?
とある旅館にひっそりと置いてあるんです。
なぜたれぱんだなのかはわかりませんが・・・笑
可愛いです!
熱海で探してみるのも楽しいかもしれません。
ヘリなし畳のお部屋
まだオープンしていない場所ですが、ヘリなしの畳の工事をしました。
景色は最高です。
初島が見えるんですよ!!
同じ柄の畳ですが交互に向きを変えて敷き込むことで色が違うように見えます。不思議ですね。笑
ヘリなしは高級感がありますね。
これから、テレビなど色々な家具が入ると
また雰囲気が変わるのかと思うと楽しみですね。
畳作業は大体最後に入る事が多いのですが、
現場に入ると他の職種の業者さんともお話ができるので、
面白いです。
完成が楽しみですね。
意外と知らない「い草」
畳には「い草」という草を編んだものを材料として使います。
い草を使用した畳は、昔ながらの香りのする畳ですね。
現在は約8割の方が使用しているらしいです。
でも、実はどんなものか知らない人も多いと思います。
見た目は稲のようなもので、水田で育てられる農作物なんです。
使い方・加工の仕方によるようですが、漢方になったり食べられるそうです。
ゴザの一部分の切れ端を使って抜いてみました。
結構簡単に抜けちゃいます。
1本抜いてみるとこんな感じになります。
編みこんであるモノを抜いたので、うねうねしていますね。
これを編みこんでいくのは凄いですよね!!
しかも、食べられるなんて・・・私も知らなかったです。
普通のお宅に入ってる畳は加工してあるので、食べられませんよ。笑
い草は農作物だからこその悩みもあります。
気候などにより品質が変わったり、収穫量や需要により、在庫がなかったり、
時には値段の変動もあります。
実際、同じ品番の物を頼んでも多少色が違ったりする時もありますが、
もちろん色を合わせて納品します。
光の当たり具合や角度によって色が変わるのとはまた別なので、
普段から見慣れてないと意外とわからないかもしれません。
い草の収穫は基本〔夏〕なんです。
農家さんには夏にいっぱい収穫してもらわないといけないですね。
畳の素材は他にも「和紙畳」や「樹脂畳」などもあるんですが、
今回は「い草」について少しでも知っていただけたかと思います。
長持ちする畳のお掃除方法
最近は畳のお部屋が少ないかもしれませんが、
意外と知らない畳を長持ちさせるお掃除の仕方を教えちゃいます。
一般的にはホウキで掃いて、からぶきの雑巾で拭くというものですが
なかなかできないですよね。
今は掃除機を使うことが多いと思います。
掃除機をかけると傷になりやすかったりするので、
掃除機を使うときは畳の縁にかからないように浮かせるように優しくかけみてください。
そうすることによって、畳の縁が掃除機の摩擦で擦り切れることが防げます。
なにかこぼしたりしてしまった時は、からぶきの雑巾で拭いてあげてください。
洗剤や漂白剤などを使うと畳が変色してしまうので、気をつけてくださいね。
それでも、ダメなときは表替になります。
畳はカビが発生しやすです。
なので、常に換気をしてあげることが大事なんです。
お部屋の換気をするのも良いのですが、時間がある時に
畳をあげて床と畳の間の換気をするとよりいいです。
畳の上に敷物などを敷くとカビ発生の原因になりますので、
畳のお部屋は畳のまま使用することをお勧めします。
畳のグレードによって耐久性が違いますので、最初に畳を選ぶ事が重要になってきます。
国産のい草の畳はお値段は高いですが、年月が経てば経つほど艶がでてきます。
安い畳のい草でもしっかりと香りはします。
ただ、い草の本数が少なかったり上手に使用していかないと
痛みが早かったり磨り減ったりしてしまいますので
普段からケアとしてお掃除をしてあげるといいですね。
眺めの良いホテル
熱海には眺めの良いホテルが沢山あります!!
今回のホテルもとても眺めが良いです。
今年は夏のお仕事が多いのでちょっとビックリですが。笑
暑い中大変そうです。
お部屋もシンプルで過ごしやすそうなお部屋です。
景色も抜群ですね!!
ここのホテルからなら花火は良く見えると思います。
少し遠くに見えるかもしれませんが 笑
海も見えて花火も見えるのは良いですね。
高い畳と安い畳の違いは
実は、安い畳には安いなりの理由があるんです。
1帖あたりの使用本数によっても変わります。
1帖あたり→約7000本はぎっしり厚めの質感になります。
1帖あたり→約4000本は薄めの質感になります。
3千本くらいの差があれば確かに質感もお値段も変わりますね。
い草は農作物なのでサイズもそれぞれで差がでます。
い草は青ネギのようにグラデーションがあるため、短いサイズのい草を使用すると
色の薄い部分と濃い部分が混ざって目立ちやすくなるんです。
大きいサイズは変色の少ない部分を多く使用できるため、色むらも少なくなるそうです。
本当に青ねぎみたいですよね。
こうやって見ると食べられそうな気がします。
加工次第では食べられるらしいですが、まだ食べた事はありません。笑
また、い草とい草を繋ぐたていとも麻糸や木綿糸があり、
その組み合わせやグレードにより使用するたていとも変わってきます。
麻糸を使用したほうがよりい草を打ち込むことができて、木綿糸のみの場合では打ち込みの
本数も軽減されるそうです。
あとは、産地の違いです。
国産・中国産によってもお値段が変わりますね。
なんとなくですが、お値段の違いの差がわかっていただけたかと思います。
表を剥がして表替
畳の表替のときは表を剥がします。
そのためには、まず縁を剥がしていきます。
縁が繋がっている糸を工具で切っていきます。
こんな道具を使います。
縁剥がし(アポロ)というお名前がついているらしいです。
意外と簡単にはがれちゃいます。
縁を剥がしたあとは、いよいよ表を剥がします。
小包丁を使って表がくっついている糸を切ります。
こちらも簡単に切れていきますね。
気持ちよく切れていきます。
私もやってみたいです。笑
これを繰り返して、表をはがし
新しい表と縁をつけていきます。なかなか見れない作業現場の風景でした。
中国産と国産の違い
まず、畳表を製造する過程です。
い草の植付→い草の刈り取り→染土加工→乾燥→織機で畳表に加工→クリーン加工
という工程で畳の表が出来上がります。
い草は主に国産と中国産のものがあります。
中国産の畳表
中国国内で植付されたい草を使用します。
染土は日本とほぼ変わらないですが収穫の時期が5月頃になります。
収穫時期が早いため表面がやわらかく表面が剥けやすいので、染まりにくく
染色の加工をする。
急速に乾燥させるので、水分がほとんどありません。
そのため香りは少し弱めになります。
国産の畳表
日本国内で植付されたい草を使用します。
土壌もしっかり管理され、収穫時期は6月末頃になります。
染土は天然のみの使用。
時間をかけゆっくり乾燥させるので、ある程度水分を含み香りが強い。
国産と中国産の畳表は根本的な違いはありません。
中国産の方が刈り込みの時期が早くて乾燥に時間をかけないということ。
若いい草は染まりにくく、乾燥しすぎているものは硬く割れやすいってことですね。
い草の輸入には厳しい審査や輸入制限がありますので、
その審査に受かった畳表しか輸入されません。
今回は国産と中国産のい草についてお話しましたが、決して中国産のものが悪いというわけではありませんので、お間違えのないように。
要するに・・・
工程の違いによって多少の色の違いや強度、
香りの違いがお値段になってくるということですね。
畳替えの目安年数
畳はグレードにもよりますが
床の中身から変える新畳は約10年~15年
表のゴザを替える表替は約5年
はった表を裏にする裏返しは約2~3年
弊社のお値段はそれぞれこのような価格(税抜き)になっています。
新畳→¥9,000~
表替→¥5,000~
裏返し→¥3,500~
ご自宅の畳の状態が気になる方は是非お電話を!!
下見は無料です!
ランハート株式会社
TEL:0557-81-3144
畳を張り替えるときは印が目安
お客様に畳の場所を入れ替えて欲しいと言われることがあります。
実は畳は1枚1枚で大きさが違うので、ある場所に戻すのが普通です。
しかし、そのまま畳をあげてしまうと
どこにはまっていた畳かわからなくなってしまいます。
そこで、わかりやすいように畳の表に印をつけてあげます。
表は全部が新しくなるので、表に書いても大丈夫なんです。
線を引っ張ってあるのは、「ココとココが対ですよ」ということです。
あとは、上下の方向がわかるように書き込みます。
頭と足が合わないとはまらくなってしまいますからね。
あげる畳に印の書き込みが終わったら
職人さんが打ち合わせをして畳をあげる作業にはいります。
あげた畳は工場に持って帰って作業をします。
畳の帖数にもよりますが、現場で作業することもあります。
今回は工場組と現場組2つに分かれての作業です。
ただ畳をあげるだけでなく、細かい作業が結構あるんですね。
意外と知らない細かい畳あげのお話でした。
熱海マルシェ無事終了しました
熱海マルシェのようなイベントに出店するのは初めてでした。
なにもかもが初めてだったので、準備・作業工程など試行錯誤を沢山しました。
ちゃっかり仕事用でも使えるお揃いのポロシャツを作成しました!!
自分の好きな和紙折り紙を使ってオリジナルのコースターをつくるのは楽しかったようで、
沢山の方に体験してもらえることができました。
正直・・・こんなに沢山来てくれると思わなかったので、ビックリしました。笑
ご家族でも楽しんでもらえたのが、本当に嬉しかったです。
弊社のスタッフもお客様に教えるということがなかなかないので、
勉強になったと思います。
私たちスタッフ自身も凄く楽しめたイベントでした。
大きなイベントではなくても、こういうものにはこれからも参加していきたいですね。
最後は、もちろん打ち上げしました!
長い時間をかけたイベントだったので、安堵なのか満面の笑みですね。
みなさんお疲れ様でした。
また、熱海マルシェに来てくださった皆様
本当にありがとうございました。
これからも、「ランハート株式会社」は頑張ります!!
5月26日(土)熱海マルシェに出店します
今週末に熱海の銀座通りで開催される『熱海マルシェvol.30』に
出店することが決まりました!!
今回は畳の良さを知ってもらうために
畳のゴザを使ったコースター作り体験をします。
お子様から大人まで楽しめるようなものにしたいです。
社長に協力してもらいデモンストレーションをしてみました。
緊張しています。笑
説明は完璧です!
イメージとデモンストレーションはなんとか出来上がってきました。
花台や祝儀袋もご用意しております。
他にもアクセサリーや飲食などなど販売しているお店が沢山ありますので、
ぜひ興味ある方はお越し下さい!!
5月26日(土)10:00~16:00 熱海銀座で開催しております♪
珍しいところからの出入り
畳の搬出入は大体が玄関
もしくはベランダなどからすることが多いです。
今回施工させていただいたお宅は窓からの出入りでした。
屋根をつたって窓から入ることもたまにはあります。
もちろん、お仕事ですが・・・
ちょっと泥棒っぽくなってしまいました。笑
心配そうに見守るスタッフの雰囲気が伝わりますね。
そして、この小窓のサイズでもちゃんと畳は入るんです。
珍しいところからの搬入風景でした。
良い子はマネしないでくださいね。
熱海ならではの家の造り
一般のお宅の畳替えをしました。
今回は藁床を全部新しくする「新畳」になるので、
工場にお持ち帰りです。
藁の床はとても重たいので、大変そうです。
そして、この辺は昔ながらのつくりをしたお宅が多いんです。
こんな感じで家と家の間がなく、お隣同士がくっついてるんです。
あんまり気にしたことがなかったのですが、
よく見てみるとこういうお宅が熱海には多いことに気づきました。
建物はかなり古いですが、なんか風情がありますよね。
今ではこういう造りをすることはないので、貴重な建物です。
ワゴンのご祈祷
会社のワゴンが寿命になってしまったので・・・
新しいものを購入してもらいました!!
ボンゴちゃんです!!
ATなので、私も運転できちゃいます。
大安だったので昨日、来宮神社さんでご祈祷しました。
平日だったので観光の方は少なめでした。
受付をすませてご祈祷の準備が終わるまで待機です。
その間に神社内をみんなでお散歩しました。
来宮神社で有名な大楠です。
なんかパワーもらえた気がします。
photoスポットがあったので・・・
ポージングを考えながら連写しました。
そして、1人社員が足りませんが・・・
なんか楽しそうな写真だったので、載せちゃいました。笑
先に社員のご祈祷をしていただき
車のご祈祷をしていただきました。
これで安全にお仕事ができます。来宮神社さんありがとうございました。
畳替えの流れ
畳を替えるのって意外と見たことないものですよね。
今回は畳を変える手順を紹介します。
まずは、事前に畳の帖数と状態を下見します。
下見の時点で、床の状態や厚み大きさを確認。
当社で扱う一般的な畳は関東間と呼ばれる畳ですが、
まれに京間という大きさの違う畳があったりします。
縁なし畳の場合はその日には出来上がらないので、日数を頂くこともあります。
なので、下見は肝心です!
そこで、お客様と見積もりや日程を確認して施工日が決まります。
その後再度お伺いして畳をあげます。
今回は表替えといって畳の表面だけを新しい畳に交換します。
なので、床は同じものを使います。
畳をあげた後は、こんな感じになります。
意外と浅いんですよね。
ほうきで掃いてゴミをとり綺麗にします。
帖数が多いときはその場でつくる時もありますが、
今回は4帖なので、工場でつくります。
基本は工場にお持ち帰りです。
施工後はこのようになります。
全然色が違いますね。
大体は午前中にあげて午後には敷き込みができます。
お仕事の状態にもよりますが、12帖までなら当日に敷き込みが可能です。
ざっくりですが、畳を替えるときはこのような流れで施工されます。
下見・見積もりは無料でおこなっております。
簡単な質問もお電話で受け付けますので、ご連絡ください。
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ランハート株式会社・コルト塾
0557-81-3144
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コルト山田ビルの畳替え
当社のコルト山田ビルに空きが出ましたので、
畳替えをする事になりました。
6帖2部屋の「2LDK」のお部屋です。
畳をあげるときにどこの場所の畳かわかるように、畳の表にメモとして書きます。
畳の表は新しいものに替えるので、ご安心を。
場所を書き込んだ畳から順番に運んでいきます。
春は引越しが多い季節なので、畳を替えるお客さんが結構いるんです。
出会いと別れの季節って感じですね。