直接現場で畳の修正
ごく稀ですが、寸法をしっかり測って畳を造っても
現場の状況で畳の大きさを小さくすることがあります。
その時は現場で畳を修正します。
今回は敷いた畳の間に臨時の壁を出した時にはまらなくなってしまうので
一枚だけ畳を小さくすることになりました。
小さくするといってもミリ単位でのものが多いので、慎重にやります。
まず、もともと付いていたヘリを糸を抜いて剥がします。
その後、床になる板を少しずつ切り落としていきます。
丁度いいサイズになったところで、再びヘリを縫いなおします。
普段は台の上に床を置いて横向きで縫うのですが
急遽なので力の入りやすい縦向きで縫わせていただきました。
めったに見られない光景だったので、なかなか新鮮です。
職人さんってやっぱり凄いですね。