高い畳と安い畳の違いは
実は、安い畳には安いなりの理由があるんです。
1帖あたりの使用本数によっても変わります。
1帖あたり→約7000本はぎっしり厚めの質感になります。
1帖あたり→約4000本は薄めの質感になります。
3千本くらいの差があれば確かに質感もお値段も変わりますね。
い草は農作物なのでサイズもそれぞれで差がでます。
い草は青ネギのようにグラデーションがあるため、短いサイズのい草を使用すると
色の薄い部分と濃い部分が混ざって目立ちやすくなるんです。
大きいサイズは変色の少ない部分を多く使用できるため、色むらも少なくなるそうです。
本当に青ねぎみたいですよね。
こうやって見ると食べられそうな気がします。
加工次第では食べられるらしいですが、まだ食べた事はありません。笑
また、い草とい草を繋ぐたていとも麻糸や木綿糸があり、
その組み合わせやグレードにより使用するたていとも変わってきます。
麻糸を使用したほうがよりい草を打ち込むことができて、木綿糸のみの場合では打ち込みの
本数も軽減されるそうです。
あとは、産地の違いです。
国産・中国産によってもお値段が変わりますね。
なんとなくですが、お値段の違いの差がわかっていただけたかと思います。