畳を張り替えるときは印が目安
お客様に畳の場所を入れ替えて欲しいと言われることがあります。
実は畳は1枚1枚で大きさが違うので、ある場所に戻すのが普通です。
しかし、そのまま畳をあげてしまうと
どこにはまっていた畳かわからなくなってしまいます。
そこで、わかりやすいように畳の表に印をつけてあげます。
表は全部が新しくなるので、表に書いても大丈夫なんです。
線を引っ張ってあるのは、「ココとココが対ですよ」ということです。
あとは、上下の方向がわかるように書き込みます。
頭と足が合わないとはまらくなってしまいますからね。
あげる畳に印の書き込みが終わったら
職人さんが打ち合わせをして畳をあげる作業にはいります。
あげた畳は工場に持って帰って作業をします。
畳の帖数にもよりますが、現場で作業することもあります。
今回は工場組と現場組2つに分かれての作業です。
ただ畳をあげるだけでなく、細かい作業が結構あるんですね。
意外と知らない細かい畳あげのお話でした。